2020年5月27日水曜日

『新型コロナウイルス感染防止対策』

書道教室唯心では
下記の通り
『新型コロナウイルス感染防止対策』を行います。

受講生の皆様の負担は最小限とし、
お教室側で出来るであろう対策はしっかりと講じた上で、
お稽古を行います。


お教室での取り組み

講師はマスクの着用、手洗いを実施し、衛生管理を徹底します

教室内の換気や消毒を行います

空気清浄機を常設しました

入室時に検温を実施します(非接触型体温計にて)

飛沫感染防止のアクリル板を設置しました

各席に消毒液を常備します

筆記用具と小筆の貸し出しを中止します





生徒の皆様へのお願い

発熱や体調がすぐれない場合は欠席にてお願い致します
(振替対応致します)

マスクの着用をお願い致します

貸し出し中止の為、忘れ物が無いようにお願い致します
 ➡子供:中筆と小筆のみ(その他はすべて個人キャビネットで保管)
 ➡大人:これまでの持ち物に筆記用具追加


以上
ご協力をお願い致します


2020年5月26日火曜日

6/10(水)よりお稽古再開します

3月からの臨時休講につきましては、
ご不便をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。

この度の緊急事態宣言の解除と6月からの学校再開を受けまして、
当塾におきましても、感染防止対策をしっかりと講じた上で、
お稽古を再開いたしたく、お知らせいたします。

受講生の皆様には書面にてお知らせの郵送手配を済ませておりますので、
お手元に届きましたらご確認をお願い致します。

緊急事態宣言が解除されたとは言え、
気の抜けない状況は続いておりますので、
弊方といたしましても、
受講生の皆様の安全確保にしっかりと努めてまいります。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。


2020年5月26日
書道教室唯心 主宰 瀬間唯心

2020年5月16日土曜日

コロナ禍に思う事・・・

こんにちは。
相模原市の書道教室・筆耕サービス【唯心】
瀬間唯心です。

お教室は3月から休講が続いていて、
すっかり生徒さんの余韻が消えてしまって、
寂しい風景です。

一人ひとりに用意しているキャビネットには、
休講前にため込んでいたであろう飴が残ったまま。
流石に処分しなくちゃと思っていますが、
再開したときに、おやつが無くなっていたら、
ショックを受けるかな(^^;

『先生、元気?』と、お母様のラインを使って
メッセージを送ってくれる生徒さんもいます。
入学式の写真を添付してくれたりして、
立派な制服姿に感動しました。

学校もずっと休校が続いていて、子供たちにとって、
こんなにも例外続きで、本当に心身共に過酷過ぎますね。

でも、
ありふれた普通の暮らしがどんなに幸せで、
実は当たり前でない事を、
この歳になって、ようやく痛感させられたことに比べれば、

幼い心で、この現実に向き合って、
色々な感情と闘っている子供たちは、
それは、それは、この先の長い人生においては
自身を支える大きな糧になるんじゃないかと思います。

『元気でいる事。』
もうこれだけ外さなければ、大丈夫!!!
って思ってます。

なんかアントニオ猪木の例のフレーズみたいですね(^^;

2020年5月14日木曜日

アナログ通信

こんばんは。
相模原市の書道教室・筆耕サービス【唯心】
瀬間唯心です。

今日も引き続き通信のお話を・・・。
長いです。


唯心の通信教育はいたってアナログ。
zoomもYouTubeもやりません。
郵便でのやりとりという昔ながらの方法でやっています。

練習課題の提出は毛・硬それぞれ1枚ずつ。
清書課題の提出は2枚ずつ。

やりとりする回数と添削枚数は極限まで減らして、
最大限の効果を生むのが目的です。

まず、親御さんの負担を減らしたいという思いもありますし、
生徒さんには、
口頭で説明されないと分からない、出来ないという
状況から脱却する為の一番肝心となるスキルを
身に付けてもらいたいという思いから、
やり方は簡素ながらも、
やがて身につくスキルは大きく!という
意図があっての、あえてのアナログ通信なのです。

では一番肝心なスキルとは何なのか。
色々な考え方があると思いますので、
これが絶対とは言い切れませんが、
私が書をやってきて、やはりここが重要だろうな
というスキルがあるのです。

それはずばり、
『手本を読み取る力』です。

もちろん基本的な筆遣いも大切ですし、
字形をマスターする事も大切ですが、

手本を読み取る事が出来なければ、
何も始まらないと言っても過言ではないと思っています。

子供の生徒さんには少々、
求めるものが高すぎるかもしれませんが、
是非とも、身に付けてほしいスキルです。

通信生は、
競書雑誌と私が書いた朱墨の手本だけをみて練習します。
ちなみに私の手本に、ここを長くとか、
そういった解説は一切いれません。

手本に解説が入っていないので、
生徒さんは朱墨の線だけしか情報が無いのです。
長い、短い等のコメントが無い上で、しっかり書き上げるには、
手本に穴が開くほど観察・研究しなければいけません。
そういう難解な状況によって、
そっくりに真似ようという意識が働きます。

そして、添削する作品は1枚だけなので、
練習したもののなかで、
一番良いと思うものを自分で選ぶ必要があります。

例えば何十枚も添削してもらえるとなると、
その1枚1枚は雑になります。
たった1枚しかみてもらえないとなると、
なんとしてでも良い作品を提出しようという気持ちになるのです。

やりとりの回数や添削回数を少なくする事の意味は
ここにあると思っています。


多分これは、
大人の生徒さんにとっても難しいことだと思いますが、
子供のうちから、
口頭での説明が無くても、
おおよそのことを手本から読み取る事が出来るのは
強みになると思います。

なので、通信生に限らず、通学生にも
『手本をよく研究して!』と言います。

しっかり研究して書いた作品には丁寧さが加わりますので、
好印象です。





上の作品は、2年間通信を続けている生徒さんです。
清書ではなく、まだ練習段階です。

解説も何も入っていない手本から、
ここまで書き上げることが出来るのは、素晴らしいです。
そして、今回は、質問カードまで送ってくれました。

これが、私が身に付けてほしいと願っている
『手本を読み取る力』なんです。

まず、こういう疑問は、
手本を研究していないと生まれてこない視点なので、
どれだけ手本を読み込んでいるかが分かります。

通信教育でも、ここまでの成長を見せてくれて、
本当に素晴らしいの一言です。

そして昨日の話に戻りますが、
通信でも上達するのかどうかの秘訣、
『本人のやる気次第』に繋がってくるという訳です。

通信という、実際に手に取って指導出来ない環境でも、
最大限の成果が得られるようにと、
意図をもってルール化したアナログ通信ですが、
こういった、生徒さんの成長は何より嬉しいものですし、
頼もしさすら感じます。

線の長さや方向、形、余白、いろいろな事を
自分の目で見て感じ取って作品に落とし込んでいって欲しいです。

通信教育は、通学で学ぶのと違って、
過酷で孤独な闘いです。

物理的に通えないという理由が無い限り、
決して無理にお薦めもしていませんが、
取り組む姿勢によっては、
通学同等、もしくはそれ以上の力がつく場合もあるという事です。

通信生の皆さん、
これからも益々の上達を期待していますよ(^^

2020年5月13日水曜日

通信教育

こんばんは。
相模原市の書道教室・筆耕サービス【唯心】
瀬間唯心です。

今日は通信教育のお話。
唯心では通信教育というものを実は2年前に導入しました。

どうしても通学するのが難しい
(市外や他県への引っ越し等の理由で)
という生徒さんの為に、
通信の部を設定したのが始まりでした。

いたってアナログなやり方(郵便でのやりとり)をしていますが、
これには私なりに意図があって、
あえての方法として採用している訳ですが、
その理由についてはまたお話しするとして・・・。

じゃあ、通信で本当に上達していくのか?と言われたら、
これはもう、秘訣はただ一つ。
『生徒さんのやる気次第』という他ありません。

とにかく、
家でもしっかり出来るか(やる気があるのか)という事に尽きます。

子供の場合は、親御さんの協力無しでは難しいので、
ここも通信をやっていけるかどうかの判断の一つになるかと思いますが、
先ずは生徒さん自身が、
『通信でもやりたい』➡そして実際に『やる』
という、気持ちと行動がセットにならないと、
継続していくのは、なかなか難しいかと思います。

そういう私はというと、
過去に何度も通信で学ぶことを挫折しているので、
今でも通学で、
ずっと書道の勉強を続けている訳なんですが・・・。

なので、
本当に通信は難しいと思いますし、
正直、無理にお薦めもしていません。

ですが、やりたい!という生徒さんの気持ちには
しっかり応えたいと思っていますので、
上達するためのサポートはしっかりさせて頂きたいです!

2年前に相模原からお引越しされて、
通信教育に切り替えられた生徒さん達、
今でもしっかり続けてくれています。

なんと横須賀市の【児童生徒書写作品展】に代表で選ばれ、
展示されたとの事。
素晴らしいですね(^^
やる気次第では、こういう結果が伴ってきますので、
これからも頑張ってほしいと思っています。





そういう前例があっての、今回のコロナによるお教室休講。
もう通信のシステムは出来上がっていたので、
通学生に案内するのはスムーズでした。
お教室がお休みの間、希望者だけは通信添削という形で、
お稽古をすることにしました。

お申込み頂いた生徒さんは、
初めての事で不安もあるかと思いますが、
大丈夫ですよ。
ゆっくりやっていきましょう!

お教室の再開を待ってくださっている生徒さんも、
心配せずにいてくださいね。
またお教室でしっかりお稽古していきましょうね。

今回、通信のお話をさせていただきましたが、
決して、このコロナの休講期間中に
みんなで通信に切り替えて頑張りましょう!
なんていう、強引なものでは無くて、

唯心でも通信教育部があるという
ちょっとしたお知らせでした。

それぞれに合った方法や環境で、
お稽古するというのが一番ですので、
そこは誤解の無いようにしてもらえたらと思います。


2020年5月12日火曜日

自粛生活

おはようございます。
相模原市の書道教室・筆耕サービス【唯心】
瀬間唯心です。

皆様、お元気に過ごされているでしょうか。
仕事が休みになると、日付や曜日感覚が無くなってしまいますね(^^;
お教室は3月から休講、筆耕の仕事の方も、
婚礼や式典が軒並みキャンセルになっているので、
たま~に入ってくる大学関係の筆耕の仕事くらいです。

仕事が減っている分、自分の時間はたっぷり出来てしまって、
断捨離をしたり、パソコン上のファイルを整理したり、
一日中、ひたすらシュレッダーしたりと、やる事には困らずの日々です。

物質的な整理だけでなく、時間が空いたことによって、
気持ちにゆとりが出来たので、まあ色々な考え事をしてみたりと、
思考を整理するのにも、この空き時間は十分すぎるほどですね・・・

開業してからというもの、あまりに忙しすぎて、
丁寧な暮らしが出来ていなかったので、
今までの事やこれからの事を見直すきっかけになりました。

生き残りをかけた企業のドキュメンタリー番組を観て号泣したりと、
まあこのコロナ禍の状況においては、感情も騒がしいですが、
元気にはしています。

自分時間が増えて、書の練習も捗っています。
ぐちゃぐちゃだった仕事部屋もきれいに片付いて快適です。
概ね、プラス評価で行けている自粛生活ですが、

久しぶりに会った人から、
『なんかほっそりしたんじゃない???』っていう感想をもらうには、
真逆を行っていることには反省しなければですね・・・(^^;