2017年6月26日月曜日

書道教室に入るタイミング

こんにちは。瀬間唯心です。
6月も残りわずかですね。

この春、新入学を迎えられた学生さんも、
もうすっかり学校にも慣れた頃でしょうか(^^

唯心書道教室にも新しい生徒さんが入塾し、一人ひとりに用意しているキャビネットも、あと少しで満杯になりそうです。

お教室も段々と手狭になってきているな~と感じる今日この頃・・・
あまり営業活動をしていないのに、HPやご紹介、そういう事で集まってきて下さるのは本当に有り難い事ですね。

書道教室に通うタイミングは、小学校入学時、書道の授業が始まる3年生時、
多くはそんな感じですが、小学校の高学年から入塾される方もいます。

じゃあ、どのタイミングが良いのかという話ですが、もうそこはどのタイミングでも良いという事。大事なのはタイミングというよりも、『字が上手になりたい』という気持ちだと思います。
お父さんお母さんが習いなさいと言ったから・・・最初はそんな理由でも良いと思います。
習っていく過程で、字が上手になっていくことに喜びを覚え、もっと上手に書けるようになりたい、そんな願望が子供自身に沸いてくればしめたものです(^^

ただ漠然と習っているだけでも、少なからず上達はしてきますので、
そこに気持ちが伴えば、びっくりする程に上手になります。


書に興味を持たせ、楽しみを味合わせ、上達させるのが私の仕事でもありますが、
正直、本当に難しい課題ではあります(^^;
大前提として、先生になった後も日々のお稽古や勉強は欠かせませんので、
良いものを提供したいと思ったら、まずは自身が精進を重ね続けなければいけないという事なのです。これは師匠からの大事な教え。
私の師匠もいまだにお稽古を続けているように、ここで終わりというのが無いのが書の道なんですね・・・

少し話が逸れましたが、とにかく、上手になりたい気持ちが大事なので、
お稽古を始めるタイミングはいつでも良いということですし、
決して遅いとか早すぎるとか、そういう事では無いという事です。

5月には、なんと、高校デビューした生徒さんが。
小、中と書道教室に通った経験は全く無いそうです。
彼女は社会に出てからの事を考えて、書を始めたいと思ったと言うから、驚きです。
明確な目標があっての一からのスタート。
書道経験者をあっという間に追い越すスピードで上達していくでしょう。
同じ時間帯に通う小学生や中学生の生徒さんにも、優しく接してくれるので、
頼もしいお姉さんです。そんな光景をいつも微笑ましく見ています。
彼女が社会に出るころには、『字が上手』という大きな強みをもって周りと闘えるのですから、いまから成長が楽しみです(^^

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