2016年8月22日月曜日

高校デビュー?

こんにちは。瀬間唯心です。
今日は台風直撃で朝から酷いお天気でした。

夏期講習の予約が入っていたのですが、このお天気の中お教室に来て頂くのは危険と思い、
日程変更が可能な生徒さんには予約を取り直して頂きました。

それでも今日しかお稽古に行けないし、お子様達も行く気満々という事で来てくださった生徒さんもいらっしゃいましたが、雨も弱まって無事にお帰りになられてホッとしているところです。

夏期講習には塾生以外の生徒さんも沢山来られますが、殆どのお子さんが楽しかったと言って帰っていかれるので、私も大変嬉しく思っています。
中には、夏だけじゃなく定期的に通いたいとお母様に懇願しているお子さんもいて、そんな風景を目の当たりにすると、まだまだ書道も捨てたものじゃないなと感じています。

今はそろばんも人気の習い事の様ですね。
なんだか昔に戻ったような感じで、個人的には良い傾向かなと思います。
デジタルな時代だからこそアナログの魅力が際立つといったところでしょうか(^^

先日はこんなことがありました。
夏期講習に来てくださった中学3年生の生徒さんとたまたま後日お会いした時の事。
高校生になったらお教室の近くに引っ越してくることが決まっているので、そしたら、ここで習うよ!字が上手になりたいし、お母さんもおばあちゃんも書道を習うのを薦めているからさ。と言っていました。

書道は『小学校のうちの習い事』という方が大半ですので、小学校卒業と同時に辞めてしまうというほうが一般的な中、高校から書道を習い始めるというケースは珍しい事のように思います。

小学生の時に習っていて中学で中断して高校で再開・・・という事でもなく、
高校生が一から硬筆と毛筆を習うという、そんなニーズもあるんだという事に
新鮮さと感動と、それはそれは嬉しい大誤算でした。

実際に通えるかどうかは別としても、高校生になったら字を習いたい!
その想いを聞くことが出来て幸せに思います。
大人になればなるほど『字が上手に書ける』ということの大切さを身に染みるだけに、
中学3年生のかなり早い気づきに頼もしさすら感じました。

夏期教室の受講がきっかけとなり、書に興味を持ち、上手な字を身につけたいなと思う方が一人でも多くいらっしゃるならば、この講習はずっと続けていく意義があるなと改めて思いました。

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