2019年10月24日木曜日

書道展の賞って何?

こんばんは。
相模原市の書道教室・筆耕サービス『唯心』
瀬間唯心です。

来年の手帳、やっと購入しました!
早い時は9月に手帳が並ぶと同時くらいに買うので、
今年はちょっと遅かったです。

スマホでスケジュール管理するのが苦手なので、
もうずっと紙に手書きしています。

自分で書いたものでないと頭に入ってこないんですよね(^^;

究極にはお財布か手帳、どっちかって言ったら、
手帳をなくした方がパニックになるかも(笑)


さて、前置きが長くなりましたが、
今日からジュニア書道展(池袋:東京芸術劇場にて)が始まりました。
私は自分の書道展もあるので、土日に会場に行きます!

日曜日にはジュニアの表彰式もありますので、
お越しになる生徒さんは、会場でお会いしましょうね!

そして本題。
今日はちょっと長文です。

そのジュニアの書道展なんですが、
出品者は何かしらの賞が与えられるんですが、
『努力賞』を受賞された生徒さんのお母様から、
この賞はどういう賞なのか?というご質問を頂いたんです。

書道展における賞というのは、
審査する人によっても、団体によっても、基準が様々なので、
この賞だったら良いとか、これじゃあ悪いとか、
さらには賞に絡まなかったからダメとか、
私はそういうの、まったく気に留めていないというのが正直なところです。

前にも書きましたが、こういった作品展というのは、
今、自分が出せる精一杯で取り組んだ訳ですから、
何賞だってOKじゃないですか?
賞より大事な事は、日々の積み重ね。ここに至るまでの過程。
そこを一番大切にして欲しいと思っています。

指導する立場上、本来なら、最高賞目指して頑張りましょう!
と言うのが正解なのかもしれませんが、
私はそれはちょっと強引なのかなという気がしています。
子どもの場合は特に。

作品展に出品するためには、通常の課題に加えて
作品展用の課題も練習しなくてはいけない訳です。
ましてや、自由参加にもかかわらず、あえて、出品したい!という
そのやる気こそ、評価に値するものと思っています。
私は子供の生徒さんには、そういう気持ちでいます。

なので、何賞だって素晴らしいじゃないですか!
今回の作品展に参加した事自体で、
きっと昨日と違う線が引けるようになったはずです。

『(賞にかかわらず)大いに褒めてあげてください!』
私はそう、お母様にお伝えしました。

ただ、作品展で一つ大切にして欲しい事は、
上手に書けているな~と思うお友達の作品をじっくり見て研究するという事。
どんな事でも良いので、気づきを自分のモノにして欲しいと思います。

丁寧な線だな~と思ったら、
自分でも丁寧な線が引けるように頑張ってみるとか。
後のお稽古でその気づきを自分に落とし込む作業が一番大切で、
重要なところかと。

賞の内容っていうのは、まあ、端に置いておいてっていう位で良いです。
あ、もちろん、上位の賞をもらったという時は素直に喜ぶのも大事ですよ。

はっきりと正解が無いのが、
書の面白いところでも難しいところでもあるので、
とにかく、書くってことを楽しみましょう!
それでOKじゃないですか。
もう最後はざっくりとでスミマセン(^^;

こんな風にしか、お伝え出来ませんが、
誰と比べるでもなく、私は生徒一人一人、
それぞれの努力にエールを贈りたいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿