2018年11月19日月曜日

賞状技法士試験

こんばんは。
相模原市の書道教室・筆耕サービス『唯心』
瀬間唯心です。

昨日は銀座の賞状の学校へ“賞状技法士1級”の試験を
受験しに行ってきました。
もう4回目くらいの挑戦になりますが、準1級に留まったまま、
なかなか最高峰の1級に合格出来ずにいます。。。

賞状書きというのはレイアウトを取るのが一番苦労するところです。
1枚の賞状を仕上げるのにどれ位かかるのかというと、
2時間位はかかります。
しっかりと、レイアウトを取ってしまえば、
墨入れは大した労力ではないので、
レイアウトが全てと言っても過言ではないです。
時間配分は極端に言うと、レイアウトに1時間30分、墨入れが30分、
といったところでしょうか。

賞状には全て細かな決まりがあるので、
そこをきちんと表現したものでなくてはなりません。

なので、賞状の勉強をしている人であれば、
実際の賞状をみれば、これは、どんなレベルの人が書いたものなのか、
一目瞭然という、かなり、恐ろしい作品なのです。

実際に仕事を受けていると、
賞状のレイアウトまで指定してくるところは滅多に無いです。
ワードでツラツラと書かれた原稿を自分で、
文字数や大きさ、余白などを計算して、
1枚におこさなければなりません。

賞状の決まりをしっかり身に着けておかないと、
簡単には引き受けられない仕事なのです。

書道教室の先生なら皆、賞状を書く事くらい出来る
という印象かもしれませんが、
そこは、賞状や宛名を書く筆耕という仕事とは全くの別物なので、
筆耕技術を身に付ける為には、
それなりの、勉強をする必要がある訳で・・・

私は書を教える仕事と、筆耕士としての仕事と、
2本柱で開業したので、双方ともに、
これからも腕を磨いていく必要があると思っています。

正直、『唯筆展』直前で、自分の試験どころでは無いよ~と
泣きそうな気分でしたが、
なんとか、無事に試験が終わってホッとしています。
レイアウトはほぼ完璧に仕上がったと思っていますが、
協会独自の書風があるので、
それを表現しきれたどうかは微妙なところです(^^;
今年もダメかなぁ???まあ、気長に、頑張ります!

そうそう、全て手書きの賞状なんて、
なかなか見る機会が無いかと思いますので、
今回の唯筆展では、
私の作品は賞状を展示しますので、是非御覧ください☆

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書道教室唯心 第2回作品展
『唯筆展』

と き 平成30年11月23日(祝)~25日(日)
    10時~18時(最終日は15時まで)

ところ 相模原市民ギャラリー
    (JR相模原駅 駅ビル4階)


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