特別な事をしていなければ、
気持ちが置き去りにされて、
グレーな景色に色を足していく作業ばかりしていました。
今は、本当に自分が心地よいと思える“事”だったり“環境”だったりは、
大分平凡なものへと変化してきた様に思います。
遠い昔に流行った曲が、当時とは全く違う解釈で、
気持ちが揺さぶられるのも、また新鮮というか面白くて。
心のモヤモヤに折り合いをつけるのも上手くなったし、
小細工いらずの塗り絵でも、景色は鮮やかに見えます。
歳を重ねるってこういう事なのかもしれない・・・
容姿の変化は素直に受け入れるとして、
心の充実を量っていけるなら、
安易に年齢に落胆する必要もなく、
きっとこの先も楽しくやってけるんじゃないかと、
妙な自信が湧いてきます。
そんな事を思う夏の終わりでした・・・