『筆耕は今日の何時まで受け付けていただけますか?』
と、お急ぎのご様子。
これからお教室があるし、ちょっと難しいかなと思いましたが、一応内容をお聞きしてみました。
『熨斗袋に私の名前を書いて欲しいんです!』
え!?(心の声)
1枚の熨斗袋に書くだけの依頼に正直驚いてしまいましたが、綺麗に書いて相手にお渡ししたいという想いが伝わってきて、なんだか心がほっこりしました。
当然、お引き受けしました。
そして、丁寧に筆耕させていただきました。
私が嬉しかったのは、たった1枚にこだわりをもってくださったこと。
業者を探し、アポをとり、熨斗袋を届けにくる。
これって結構大変な事だと思うんです。
お聞きしてみれば、子供の頃、書道を習っていたそうですから、ご自分でも綺麗に書けるレベルであると思います。
それでも大切なお時間を費やして、わざわざ私のところへご依頼くださった事が本当に嬉しかったです。
そして、帰り際、
『急な事でしたので、本当に助かりました!』
と何度もお礼を言ってくださって、こちらが恐縮してしまいました。
お若い男性だったのですが、字に関心を持っていらっしゃる事もまた嬉しかったです。
たった1枚の筆耕は、私にとって大きな大きな仕事となりました。
ご依頼、ありがとうございました。
明日、無事にお相手にお渡しできますように☆
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