私の師匠をあらわすような言葉です。
書道界は閉鎖的なので、お決まり事やタブーは数多く存在しています。
色々と講演などを聴く機会があるのですが、そのお人柄に???な場合が多いです。
『書は人なり』
良い字を書こうと思ったら、技量と同じくらいにその人となりも大切ではないでしょうか。
私の師匠はとても温かな方です。
手を差し伸べ、寄り添い、熱心なご指導をしてくださいます。
また、培われた技術やノウハウを惜しげもなく教えてくださいます。
素晴らしい文字は然ることながら、そのお人柄にも惚れ込んでお慕いしています。
先日、師匠がお教室にいらしてくださいました。
本当は一番最初にお招きするべきでしたが、1年越しとなり、失礼をしてしまいました。
『居心地が良いわね』とご感想をいただいて、また、子供を指導する上で、どんな風に声掛けしたらよいかなど丁寧にご指導いただきました。
やはり師匠は大人だけでなく子供にも温かで、愛のある指導とはこんな事をいうんだろうなと
改めて師匠の偉大さを感じたのでした。
その日はランチもご一緒させていただいて、私のリフレッシュにもお付き合いくださる、こんな師弟関係は書の世界では本当に稀な事と思います。
派閥にとらわれない師匠のお考えがあるからこそ、私が会を越えて色々な場所で学ばせていただける事にも繋がり、その器の大きさに心から感謝しています。
師匠との出会いがなければ、今の私も居ません。
師匠から1周年の記念にと、ボタニカルアートをいただきました。
師匠が描かれたものです。
写真かと思うくらいに細密で、書だけではなく画にもご精通されていることに
芸術は色々な側面から極めていくという師匠の多才さが光る素晴らしい作品です。
購入すればとても高価なものですが、プレゼントとして頂戴してしましました。
本当にありがとうございました!
著作物ですのでここでお見せする事ができずに残念ですが、自宅の一番良い場所に飾らせていただきました。
我が家に来られたお客様は鑑賞することが出来ますよ☆
これだけの才能をお持ちの師匠ですが、本当に謙虚でいらっしゃいます。
『私なんてまだまだよ!若いあなたが頑張って私に刺激を頂戴ね!そして共に頑張りましょう!』
こんな温かな言葉をいつもかけてくださいます。
『こんな先生になりたい』
明確な目標人物がいることは何とも幸せで心強いことでしょうか・・・
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