2022-09-29

書道と筆耕は別物

こんばんは。
教室に泊まり過ぎて、
どっちが家だか分からなくなってきている
瀬間唯心です。

幸い月の後半はお稽古が無いので、
日中もがっつり筆耕の仕事に費やすことはできるけれど、
どうしても、静かな夜に頼りがちになってしまいます。

それなら早朝だって静かな時間では???
と突っ込まれそうですが、
夜型から朝型に変えるのは本当に難しいです(^^;

9月に入って、筆耕の依頼が立て続けにきています。
コロナで控え気味だった婚礼や式典もだいぶ盛り返してきていて、
大人数の催し物が目立ってきました。

秋は企業や団体の表彰関係も多くて、
賞状を書く機会も増えています。

この筆耕という仕事ですが、
たまにお客様の方から、
『書道の先生ではなくて、筆耕の先生にお願いしたい』
と言われたりします。

筆耕をやっている身からすれば、
この違いを理解してもらえた上でオーダーが入るのは
とても光栄な事です。

書道の先生であれば、宛名書きや賞状は書けるはず!
と思う事の方が一般認識なので、
こういった言葉を貰えると、励みになるし、
まだまだ筆耕の仕事も捨てたものじゃないなと勇気づけられます。

筆耕スキルは本番をこなす事でしか積み上げる事が出来ません。
プロではあるけれども、経験を積ませてもらっているという
謙虚な気持ちで自分の文字と向き合う事が大事かなと思います。

『自分の文字の練習の為に書かせてもらっている』
師匠の言葉が胸に響きます・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿